「20代30代が逃げていく」観光都市世界一・京都が陥った"破産危機"の真実
コメント
選択しているユーザー
確かにここ数年の宿バブルは、京都のあり方を変えてしまいました。景観条例等もあるので、見た目は「町家風」ですが、商と住が同居する、都市型のライフスタイルが駆逐されて、景観の背後にある関係性を行政が断ったのだと思います。
景観条例にしても、京都の長い歴史の中で、ほんの一瞬存在した近世のある一時期のものの表面を踏襲したものを、ごくごく表層的に、一元的な管理を目的とするだけで、実際、何の意味もないと思います。
本当は子育てしやすい場所だと思います。都市とはいえ、自然が近く、コロナ禍にあっても鴨川や山々に簡単にアクセスできるし、寺社の境内で遊ばせてもらうこともありました。
ただ、コメント欄でご指摘あるように、強いムラ社会であることもまた事実です。そして子育て世代のための住まいは、現状、市内では望めないと思います。
とはいえ、これだけ建ててしまった宿をどう活用するのか?これを考えていかないと前には進めないと思います。宿と住まいをうまく組み合わせた新しい住環境。伝統的な関係性から新たなしくみを生み出せば、実現できると思います。
注目のコメント
Twitterにも書いたけど、以前から相応のテック企業、優秀な大学と学生、相応の富裕層という要素が揃っている点で、日本でアメリカのベイエリア(シリコンバレー)になりうる要素一番備えてるのは京都だと言ってるんだけど、自らその可能性を閉じてしまう京都。残念だなあと思っていて。
スタンフォード≒京都大というのはいろんな意味で成り立つし、ベイエリアの東海岸への対抗意識も京都の立ち位置に近い。残念ながら京都が誇る色々な意味で深い歴史が、歴史の浅いベイエリアが持つフットワークを消しているという構図。家賃などの固定費も抑えられるしカルチャー要素多いし、うまくやれば国際的な人材だって集めやすい都市だと思うんだけどな。踏み込んだ事を書いているなぁと思ったら、
筆者は京都党党首の村山さんじゃないですか。
京都党は市議では議席を持っているのですけど、
まだまだ非共産連合や共産党に比べて政治的影響力がなくて
歯がゆい思いをされていると思います。
ホテルにマンション住宅適地が駆逐された結果、
都心部の住宅価格が跳ね上がり、若者が長岡京市や
草津市等に移転していってるのは事実です。
京都市が地下鉄を通して育てようとした山科区は、
残念ながら従来のイメージが悪すぎて、
そうなってません。
郊外の住宅地として比較的人気のある桂も
スプロール現象の見本のような道路事情の為に
開発エリアが極めて限られてます。
高齢者福祉に金をかけ続けている現状では、
どんどん人口減少が続いて、悪循環が続きそうです。京都市の財政難についてよくまとめられた良記事です。
元々、京都も大阪と同じく、(準)公務員や高齢者向けの過剰待遇が問題で財政難に陥っており、返り血を浴びながらも改革した大阪と対照的だったのが京都。と、見ていました。
住居は減りましたが、京都では代わりに宿泊税を導入されているので、その分の税収増額分と比べないとフェアじゃないかなとは思います。