[あすへの考]【経済安全保障とインテリジェンス】先端技術は狙われている…前国家安全保障局長 北村滋氏 64 : 政治 : ニュース
読売新聞
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”中国の兵法の古典「孫子」に、「上兵は謀を 伐 つ。その次は交を伐つ。その次は兵を伐つ」とあります。
「謀を伐つ」とは、インテリジェンスで戦を避けることです。「交を伐つ」は相手の外交を破ること。「兵を伐つ」は軍事です。つまり、まずはインテリジェンス、次に外交であり、軍事による解決は最終手段だと言っているのです。
日本も早く「安全保障は外務か防衛」という固定観念から脱し、インテリジェンスと経済安全保障も踏まえた総合的な安全保障政策を策定していかなければ、孫子の兵法を昔から学んでいる中国に後れをとることになりかねません。”
注目のコメント
国家安全保障局長として野田、安倍、菅の3首相に仕えた北村滋氏へのインタビュー。経済安全保障とは国の経済に対する脅威に対処することであり、何が脅威かを見極めるために、インテリジェンスが重要。内閣情報調査「室」(内調)の改革についても提言されている。
最後の言葉も示唆に富む。
>日本も早く「安全保障は外務か防衛」という固定観念から脱し、インテリジェンスと経済安全保障も踏まえた総合的な安全保障政策を策定していかなければ、孫子の兵法を昔から学んでいる中国に後れをとることになりかねません。