アフガニスタン 国民の93%が「十分に食事をとれない事態」に
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アフガニスタンは、外から食料を持ってこない限り、確実に不足します。それか、千万人くらい国外に出て行くか、ですが。
国連というのは何ができるかというと、こういう時に食料を提供することです。国連というのは、基本的には各国が協議する場を提供するための機関で、国連自体に国家レベルの予算や人員があるわけではなく、軍事力もありません。戦争を止めるとか政権を転覆するとかいったことはできません。
それでも、食料とか医療を地道に提供するといったことは国連の部門である国連難民高等弁務官事務所や、昨年ノーベル平和賞を受賞した世界食糧計画(WFP)がやっています。こういう国連の提供する食料が命綱になっている人々は、常時世界に数千万人います。その食料や購入する基金は、各国が出すわけですが。
日本人の国連職員の人も、アフガニスタンに残り続けていますが、諸外国は大使館も閉じたところが多いので、やはり国連機関くらいは残らないと、食料を外から運び込むのも難しいです。民間のNGOよりは国連の方が、ターリバーンも多少は配慮します。
アフガニスタンに残った日本人「“自由の防衛”を進める」UNHCR人道支援の最前線
https://www.fnn.jp/articles/-/237534?display=full寄付するという考えもあるけど、貧しい人たちに本当に届いているか分からないから寄付し辛い。
北朝鮮と同じで、結局タリバン首脳部や戦闘員達に取られて、本当に必要な人たちに回らなければ、ただただタリバンを助けているだけになります。
欧米諸国みたいに寄付する文化は根付いて欲しいけど、支援団体の活動を見えやすくしない限りはなかなか定着はしないかもですね。世界がアフガンに目を注ぐことです。その意味でも、こうした報道は貴重です。日本の外務省職員は真っ先に退避しましたが、現地に残って人々を支援する日本人もいます。UNHCR=国連難民高等弁務官事務所のカブール事務所の森山毅さんは、アメリカ軍が撤退したあとも現地に残り、避難民に生活物資を届けるなどの活動を続けています。中村哲さんの思いを継ぐペシャワールの会も活動を続けています。日本として何ができるか、政府やメディアはもちろん、日本としても真剣に向き合わなければならないと思うます。それは、テロの世紀からの脱却にもつながると思います。