山口・防府北に宇宙作戦隊 衛星への妨害行為監視―防衛省方針
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民間のKDDIが衛星通信の機能を山口県に集約したのは、(1)茨城センターではインド洋上を飛行するインテルサット静止衛星から来る電波を捉えることができない。山口センターで電波を捉えるために水平線ギリギリにパラボラアンテナを向ける。(2)太平洋上の静止衛星は山口センターで捉えることができる。(3)山口県は自然災害が少なく地上のマイクロ回線による干渉がない、というのが背景にあるそうだ。
航空自衛隊防府北基地に衛星への妨害行為を監視する宇宙作戦隊を創設する方針との話はそのような歴史的背景と関係があるのもしれない。徐々に日本の宇宙防衛の動きが加速していることがわかるニュースですね。
本ニュースで取り上げられているSSAの強化のみならず、衛星によるAIS (船舶自動識別装置) 信号の把握、抗たん性の強化、ミサイル防衛のための衛星コンステレーション活用の検討等色々施策が走っているとのことです。
(2021年防衛白書の情報:https://www.mod.go.jp/j/publication/wp/)なぜ山口県なのか? 山口県出身の人は小学校か中学校のときに弁当持ってバスに乗って山口市にある衛星通信センターに課外授業かなにかで行ったことがあって、たぶん多くの人が知っている。
追記
武貞先生のご説明の通りです。何十年も前の大昔の小学生のときに同じことを衛生通信センターでレクチャーを受けました。ちょっと懐かしい。