新型コロナワクチン有効性 85%から90%以上 京大などが解析
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心ない批判の渦中にいた西浦教授ですが、統計学を利用した社会貢献が認められて「統計学会統計活動賞」を受賞しました。
いつだって得られる限りの情報を使って更新し続けた西浦シミュレーションが鳴らす警鐘は確かに届いていたのだろうと思います。
追記
数字が表す「真の意味」と題した記事にありがちなのが論文や調査結果の数字部分を抜粋してきて説明を展開する事ですね。本文を読まないと数字の真意を判別できないはずなのに、数字だけを使って勝手な解釈を展開し、あたかも元の研究の意図であるかのように伝えることは改ざんや盗用にあたります。
例えば、実験で99%が感染しなかったという結果は、そのまま99%が感染しないということにはならないのです。
更にはmRNAを遺伝子組み換えワクチンと称するあたり、本文を読んでいないだろうことは容易に想像できます。
記事の意図の真偽を確かめるには論文を読むしかありません。そして、論文を正しく読める人はごく少数なのでしょう。医学論文なんぞ私にはさっぱりです。だからあきらめるのではなく、Google翻訳なりを使って確かめてみようと思えば1時間あればできるはずで、命の選択のために1時間を費やすくらいわけないと思うのです。これはこういう意味だろうと推察するのではなく、原本から読み取るくらい出版者ならやればいいと思いました。それで飯食ってんだから裏くらい取れよ。
注目のコメント
日本人が特別ということはなく、人種に関係なく、年齢や性別にも関係なく、コロナワクチンが高い有効性を持つと改めてご確認いただければと思います。
ここのところ立て続けに世界的なリアルワールドでの有効性に関する報告が続いていますが、発症や重症化への高い予防効果、それよりは下がるかもしれませんが、感染や感染伝播への予防効果、後遺症の軽減効果も含め、幅広い効果が知られています。つい最近、シンガポールからも同様の結果がでています。
▷Ong SWX, et al. Clinical and virological features of SARS-CoV-2 variants of concern: a retrospective cohort study comparing B.1.1.7 (Alpha), B.1.315 (Beta), and B.1.617.2 (Delta). Clinical Infectious Diseases 2021.
▷日本語訳をしました
https://pediatric-allergy.com/2021/09/12/b-1-617-2/2/
ざっくりまとめると…
デルタ株による酸素必要量、ICU入室、死亡のリスクは元の株に比較して4.9倍高く(調整オッズ比 4.90[95%CI 1.43-30.78])、肺炎のリスクは1.88倍高い(調整オッズ比1.88倍[95%CI 0.95-3.76])という結果でした。
しかし、ワクチン接種をすると85%リスクが低下しています。
デルタ株の重症化率や伝播性はかなり厳しいものがあります。
一方で、ワクチンの有効性もあきらかですね。有効性って出し方は数字のマジックでしかないと思うのですが、、、。
発症しない確率を、
ワクチン打った人 99.9%
ワクチン打ってない人 99.2%
だとした場合、
これで有効性90%超えます。
が、実際の絶対数の差は0.7%
この事実をどこまでの人が把握しているんでしょうか。
また、諸外国(特にイスラエル)の動きを見ていると、殆どの国民が打っているにも関わらず感染爆発がまた起きています。
こういったことにもなぜか?を考えを巡らせるべきです。
人にうつさない、発症抑える的なメリットが当初言われてきたメリットでしたが、今は何がメリットになっているのでしょうか。(少なくとも幾ばくか重症化が抑えられるのか?)
今後の動向に注目です。
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2102/09/news038_2.html
追記
ワクチンについては、メリットデメリット両方あると思っているので、どちらが正解とかはないと思っている派です。
片一方からの見方ではなく、別の見方もした上で個人が総合的に判断し、自分が納得いく選択ができるのが一番良いと思います。
上記記事も考え方材料の一つですね。