「次の自民総裁」河野氏27%、石破氏17%、岸田氏14%

自民党総裁選出馬表明された三名の出馬表明会見をフルで見られた方を対象にして取った数字なら意味があると思いますが、それ無しに単なるイメージ、知名度だけの数字であれば無意味です。

逆に出馬表明会見を見た上で高市氏の支持率が7%だとしたら、世論調査のやり方に問題ある気がします。。。

今回の総裁選を世代交代ととらえる向きもありますが、少なくとも経済政策に関しては世代交代したほうが先祖返りしそうなリスクがあるかもしれません。

初回の投票で党員票も入れて過半数を取る人がいなかったら、上位2人の決選投票。この時は国会議員だけの投票になる。ここがキモで決選投票になると派閥の力が強くなる。つまり安倍、麻生支持がキモに。河野さんが勝つためには初回での過半数は必須。安倍さんの高市さん支持は初回の得票を分散させる戦略だと思う。

河野、小泉体制になると一気に若返りが進むし、政策的な違いが大きいので、近しい高市か、御しやすい岸田で行きたいのだと思う。河野さんは初回で過半数を得るためには、小泉支持はもちろん、石破、二階の支持も欲しいけど、そうなると安倍、麻生との対立が決定的になる。かなり難しい駆け引き。

ワンチャンあるとしたら、二階、石破、小池と密約を結んで、二階は支持表明せずに自身の派閥をまとめあげて全てを河野に、石破、小池は自分たちの意思として河野支持表明。河野さんは皆さんが決めることなのでと共闘感を見せない。総裁選勝利後は安倍、麻生外しで、河野総理、小泉官房長官、二階幹事長、小池外務大臣 or コロナ&規制改革担当大臣で総選挙。ここで圧勝できれば自民党の乗っ取りができる。まあそんな政治力が河野さんにあると思えないし、あったら逆に嫌だなw

なので、今回の総裁選は初回は1位河野、2位岸田になるけど、過半数は取れず。決選投票で岸田勝利がベースケースシナリオかな

自民党総裁選の結果はアンケート調査の結果からかなりかけ離れていくと思われます。党内でははたして河野氏を支持するでしょうか。石破氏はそもそも今も出るなど決断ができず、おそらくその躊躇は致命的な欠点となります。

世論調査は、総裁選にほとんど影響しないでしょう。

出馬しないであろう石破氏が17％も獲得していますから。

これを見て、出馬を表明したりして（笑）

自民党の党員は、91年には546万人もいたが、現在は110万人台まで減っている。自民党は120万を目標に党員を増やす活動はしているが、伸びは緩やかだ。基本的に党員の母集団は、高齢者、保守、男性という傾向があるのではないだろうか？
9/3-9/6にYahooニュースでの、「総理に相応しい候補」は23万人を超える投票であったが、高市氏が49%で圧倒的な一位だった。また、サンプルに女性が多ければ、岸田さんが上位に来るだろう。意外と党員投票と、新聞が行う世論調査は差が出てくる可能性はあるように思うが。

戦後に築いてきた日本社会のしくみが機能不全となり、経済格差や貧困が社会の分断をもたらしています。そしてコロナ禍が、それに拍車をかけている現在を、どのように捉えているのか。

「もり、かけ、さくら」、説明責任回避の首相、国民の政治不信は、通り越して無関心とのポピュリズムを拡大し、民主主義は危機を迎えている。

総裁候補がかたるのは、総裁になるための忖度ばかりだ。大事な現状認識のかけらもない。私は、そのような人たちを政治家として認めたくない。

fFacebookやYouTube見ていると、高市早苗氏が優勢ですが、どうなんでしょうね。
もっともネットの民と現実はいつも違いますが。

今までの流れから考えて、首相が直接選挙で選ばれるなら河野さん一択だと思う。ただ自民党内での政治力が一番強い人が勝つので、石破さんや高市さんが派閥や党員の支持票を固めて、最終的に勝つ可能性もありそう。