河野太郎氏が厚労省再編に言及 「分けることも一つの考え方だ」
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
保育関連でも、厚生省と文部科学省、経済産業省、内閣府が各分野別に交わりながら補助金や事業管理しています。各省庁ごとに予算取りをするためか、似たような補助金が省庁ごとにあることもあります。
この辺りのリソース効率化をすることは、無駄を省けるのと意思決定のスピードも上がると思うので期待です。自民党は2018年に厚労省分割の検討を促す提言をまとめています。この時は、毎月勤労統計に始まる統計不正問題などがきっかけでした。河野太郎氏も、行政改革担当相としての会見で、「コロナが落ち着けば議論をテーブルに乗せることは不断にやらなければいけない」と述べていました。図体が大きすぎ、また業務範囲が広すぎる厚労省の弊害は、かねてから問題になっていました。岸田氏が提起した健康危機管理庁も、この問題意識から出たものとも言えます。厚労省から、医療分野を切り離す事実上の分割論です。省庁再編から20年。これに合わせたかのようなコロナ禍。有事にうまく対応できずにいる厚労省の組織を見直す時期だと思います。