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医療用の抗原検査キットを市販、厚労相「早急に検討」…陰性証明に

読売新聞
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    Daddy Support協会 代表理事 産業医・産婦人科医・医療ジャーナリスト

    二つの側面があると思います。

    まず抗原検査は感度がPCRに比べて低く、偽陰性の可能性が高まります。これを陰性証明として利用するのは、相応の検討が必要です。PCRの性質すら広く国民に理解されてるとは言い難い現状で、抗原検査が同様に扱われる事の功罪はある程度検討しなければなりません。

    ただ既に研究用の抗原検査は市販されており、安価で早いことから利用している人が多いのも現実です。
    しかしその「質」については千差万別であり、きちんと説明があるところから、全くない安価なところまであり、特に後者が安く広まるという問題点もあります。(価格差なんと10倍)
    この点において、医療用のを承認・提供し、クオリティコントロールを図るのは、精度の低い検査を駆逐する為には必要かもしれません。
    個人的には同時に、承認以外の検査の利用を止めるシステムも必要と感じます。

    結局はバランスの問題です。今の政府がある程度経済活動の再開を目標にやるのであれば、逆にある程度の「見逃し」は許容しなければなりません。今後おそらく、「陰性証明もらったのに感染してた」という事案は起きます。これを国民として許容するのか、そういった「大枠」の提示が欲しいと感じます。


注目のコメント

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    記事に「体質などでワクチンを打てない人に配慮して」とありますが、ワクチンを打てない「体質」というのはありません。

    そして、抗原検査の陰性証明が、特に感染流行が低く抑えられた地域で活用できることは肯定できますが、陰性証明は、偽陰性が多くなる感染流行地域でこそ必要とされるという矛盾を抱えています。

    抗原検査による陰性証明を「一般的」にすることのメリットがデメリットを上回るかは不透明なままで、十分な科学的根拠に下支えされているわけではありません。この施策が正解と言うには、さらなる検証が必要だと思います。体裁のためだけに行われる可能性も懸念します。


  • 保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子

    セルフ検査キットが広く使われている国の例として英国がありますが、NHSから無料配布される検査キットには全てシリアルナンバー入りのQRコードが付いていて、検査結果をすぐにNHSのサイトに報告出来るようになっています。

    フランスで最もポピュラーなのは薬局等で訓練を受けた薬剤師が実施するもので、こちらも結果はすぐに政府のシステムにアップロードされて検査後10分ほどで健康パスとして使用できるQRコードが届きます。

    また何れも抗原検査で陽性だった場合のPCR検査の予約や自己隔離といった手順が明確に定められています。

    単に質が担保されたキットを市販するだけでは不十分で、その検査結果をデータとして収集する体勢や検査後のフォローアップの仕組みが実施上はとても重要だと思います。

    例としてEUのデジタルCOVID証明書は接種証明だけでは無く陰性結果やコロナ罹患からの回復証明にも対応しています。日本もワクチン+検査のパッケージを推進するのであればデジタル接種証明書を担当するとされるデジタル庁が陰性検査を管理するIT周りも担当するのが理に適っていると思いますが、そういう話を今のところ聞かないのは何故だろう。この検査の話はとってもITな話でもあります。

    費用に関しては抗原検査については全額国費負担の無料の国も多いですが、あまりに検査が手軽すぎてワクチン接種を避ける一因となっているという指摘もあり、ドイツやフランスでは来月から有料化されます(フランスの場合で4000円ぐらい)。

    陰性検査結果の有効期限は48時間とか72時間ですので、フランスでは検査が有料化された後でもワクチン未接種を貫けるのは金持ちだけという批判もあります。日本で接種証明の代用として検査キットを「販売」する場合はその価格と結果の有効期間の兼ね合いがとても厄介な論点になりそうな気もします


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