欧州プラスチック業界、包装の再生材料30%含有の義務化提言(EU)
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ここのポイントは、「産業界の団体が賛同している」という点。すでに、あちらでは、大手の化学メーカーが「リサイクル事業者買収しまくったり」、「猫も杓子もケミカルリサイクル(廃プラを化学プラントで分解し、もう一度原料として利用する技術)にがんがん投資したり」という動きが活発になっています。
一時はかなり好戦的でしたが、もはや「白旗」ということなのでしょう(笑)。
ただ、言うのと「本当にできるか?」ってのは大違いでもあって。返ってくるごみの状態がひどいヨーロッパですが、欧州委員会、そんなことにはお構いなしです。何から何までぐっちゃぐちゃに混ざったベールみて、「これほんとにリサイクルなんてできるわけ?」って聞いたときに、「・・・・・。」ってこともありましたから。
ここ日本でもこれからリサイクルの高度化が進んでいきます。ケミカルリサイクルも多くの実証試験が始まろうとしています。
プラのみ、さらには種類をちゃんと分けること(紙や布を入れない、ポリエチレンとポリスチレンはわける、とか)、これができ、かつ効率的に必要量を集めることができれば、成功確率はぐっと高まります。
ややこしい要請が出てくると思いますが、何卒ご協力を。なんやかんやと日本のやり方を馬鹿にするEUですが、ぜひ見返してやりましょう(笑)。