NY株続落、271ドル安 インフレ警戒高まり
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先週の雇用統計の悪化が尾を引いていると思います。景気の想定外の悪化には2つの原因があると思います。コロナ感染の増加と物価上昇です。コロナ感染は子供に広がり、新学期と重なったため、世話を見るお母さんが仕事に就きにくい状況になっています。物価はサプライチャーン障害もあり大きく上がっています。最も川上の生産者物価はゆっくりではあるものの低下に向かっています。ただ、まだ消費者物価には波及しておらず、個人消費は物価高の悪影響で目に見えて控えられ減速しています。両方とも一時的な悪材料であり、株価の下落は一時的だとは思います。とはいえ良い方向に好転するのを見届けるまで、小休止といった所ではないでしょうか。
インフレの傾向を、供給サイドと需要サイドの両側面から見る。
供給サイドは、コロナによる東南アジアでのパーツ生産が抑えられ、半導体不足と共に供給力不足に陥っている。物価上昇圧力になる。
需要サイドは、これまたコロナによる人の移動制限が、活発な消費を抑えてしまっている。これが経済の停滞をもたらしてしまっている。
このように、経済活動の停滞(不況)と物価の持続的な上昇が併存する状態をスタグフレーションという。