中国が戦略原油備蓄を放出、価格圧力緩和へ 先物下落
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自らの備蓄拡大も影響して世界的に資源価格が上昇し、中国の「生産者物価指数(PPI)は前年比9.5%」まで高騰しています。上昇分を輸出価格に転嫁すれば輸出が減るし、転嫁しなければ国内の中小企業の業績が悪化して景気の足を引っ張るし、といったことでこのところ中国の製造業の景況感はあまり冴えない状況にあるようです。そうしたことが影響しているのでしょうか・・・ 原油のみならず、資源価格の動向は日本への影響も大きいだけに、ちょっぴり気になるニュースです (・・
今年春のピチューメン課税やティーポット輸入枠規制で原油輸入量が落ち込んでいたが、その煽りで最近では大手の在庫が減ってしまい、ここ数週間は買いが増えていました。
原油価格は一般的には景気と正の相関があります。直近景気後退の兆しがあるのでその意味では原油価格は下落する要因となります。一方で、供給制約要因によって物価が上昇しているので、需要が減衰するマイナス効果と物価高騰の綱引きになっています。供給制約によるコストプッシュのニュースが最近多くなっています。