[9日 ロイター] - 自動車レースF1、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅(21)は9日、来シーズンも同チームに残留することが決まったことについて驚いていると語った。

アルファタウリは2022年のドライバーについて、角田とピエール・ガスリー(フランス)のラインナップを変更しないことを決めた。

残留の可能性について五分五分と先週語っていた角田は、契約延長について「自分としては来年も残留することにちょっと驚いた」と記者団にコメント。その理由としては「クラッシュが続いていて、チームに多大な経済的負担をかけているから」と説明した。

今シーズンF1初挑戦の角田は3月に行われたバーレーン・グランプリ(GP)でデビューを飾り、いきなりポイントを獲得。ここまで5レースでポイントを挙げ、ドライバーズランキングで13位につけている。

本人はミスが増えたことで自信を失ったとし、「ジュニアでミスをしたりクラッシュしたりしても、これほど自信をなくしたことはなかった。F1でこれほど厳しい状況になるとは思っていなかった」と語り、来年はより安定したパフォーマンスが求められると気を引き締めた。