[9日 ロイター] - 中国最大の音声プラットフォーム、喜馬拉雅(シマラヤ)は9日、米国での新規株式公開(IPO)計画を棚上げすると発表した。

ロイターは5月、関係筋の話として、中国当局が同社に米上場を取りやめ、香港上場を求めていると報じた。当局はメディアやインターネット関連の民間企業に対する統制を強化しようとしている。

中国政府による海外上場監視強化を巡っては、医療データグループ、リンクドック・テクノロジーが7月、米IPOを延期すると初めて発表した。

中国メディア大手テンセント・ホールディングス傘下のシマラヤは4月に米上場申請していた。