都道府県の4割が公立高校の校則の見直しを進める
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校則見直しの流れができつつあります。人権に関わる校則は早急に変えるべきですが、学校には校則に書かれない様々な細かなルールもあります。
そうした部分について、生徒が主体となりルールを見直していくと、ルールそのもの以上に生徒の意識に変化が生まれてきます。本校でも昨年度から取り組んでいますが、自分たちでルールを変えたという経験は大人が想像する以上に大きいようで、「学校のこの問題を変えたいです」といった提案や意見を言う生徒が分かりやすいくらいに増えてきました。
学校があって、そこに生徒がいるのではなく、生徒がいてはじめて学校は成り立ちます。だからこそ当事者である生徒たちが中心となって校則やルールを見直すことは組織としても大切なプロセスであると考えます。昨日のクローズアップ現代+を見ました。終わり方に違和感があったのは僕だけでしょうか。校則について話し合ってきて、最後は校則が変わって終わり。
ほんとうに大事なのはそのあとだと思います。
自分が通っていた高校は、制服がなくて、ブラック校則とは縁のない学校だったと思います。40年ほどまえに、生徒が先生らに提案して、議論の末、制服を廃止したと聞いています。
その後、学校がどう変わったか。ルールを変えるのも自分達、なにか考えるのも自分達。すべて生徒が主体となる学校の構図ができあがりました。
実際に、月に1度、生徒会と学校執行部が会議を行っていましたし、そこで、あらゆる企画を提案し、議論していました。
いわゆるブラック校則は論外ですが、その先には生徒の主体性が待っています。口先だけで主体性を謳っているような学校は、本物の主体性を再考すべきです。中学高校と公立なんですが、「校則」というものに全く記憶がありません。
もちろんあった筈ですが、自由気ままに学校生活を送っていた記憶しかありません。なので、巷でとんでもない(と自分が感じる)「校則」の話を聞くたび、そんな学校でなかった我が身の幸運を噛み締めてます。
学校のほうも、そういう校則に依存しちゃってるんじゃないですかね。