中銀デジタル通貨、マイナス金利の深掘りに道
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コメント
注目のコメント
この議論に関しては、欧州や日本でのマイナス金利政策の結論から、すでに結論がついていると思います。
つまり、マイナス金利の実質的な下限は、記事が示唆する銀行券の保有コストではなく、銀行の預貸利鞘によって決まることが明らかになっています。後者は言うまでもなく、retailの預金に関してはゼロ以下に下げる可能性が限定されていることに起因しています。
従って、デジタル通貨が銀行券を駆逐し、前者の問題がなくなったとしても、後者の問題に伴う金融仲介への影響に対する懸念が、マイナス金利の深堀リに対する制約として残り続けることになります。