みずほ銀行ATMトラブル 原因は基幹システム機器の不具合
コメント
選択しているユーザー
個人的な印象ですが、日本の金融機関の多く、否、大手企業の多くは未だレガシーOSや機器を多く使用していると思う。
うまく活用しているという言い方もあるが、結果、障害やトラブル発生時のリカバリの観点で解決できない(サポートが受けれない)状態になっているのでしょう。
何でもITベンダーの言うなりに新しいものにすれば良いというものではないが、システムインフラのモッタイナイ精神は時に高く付くこともあるので、そのあたりのバランスが重要だとお思う。
このバランスCxOクラスが持っていないと、ボトムアップじゃ絶対に変わらない領域だけどね。
中途半端な小役人ぽいCxOだらけの会社は危機意識を持ってほしい。
話が逸れました。
注目のコメント
みずほの連続したシステムトラブルについて、かなり前から「3行統合以降、3つのシステムをつなぎ合わせた複雑なシステムを使い続けているのが原因。抜本的に刷新すべし」というコメントをよく見かけるのですが、
みずほは20年近くかけて、2019年にMINORIという全く新しいシステムをリリースしたのではなかったでしたっけ?
(つまり、つなぎ合わせシステムではない。)
MINORIでもマルチベンダー方式だったようなのでその辺がどうだったんだろう?(でも単独発注も規模的に無理?)という疑問はありそうですが、少なくとも「つぎはぎシステムだからトラブル頻発」ということではないと思います。
新システムでのトラブルだけに余計に深刻だともいえますが。。。今後も頻繁にシステム障害が続いた場合、さすがに金融庁も看過出来なくなるでしょう。抜本的な解決策は、富士・日本興業・第一勧業の3銀行のシステムを継ぎ合わせた「サグラダファミリア」と揶揄される既存システムを捨て去ってスクラッチから作り上げること。もしみずほにその体力が残っていないのなら、他のメガバンクのシステムを間借りして使用料を払うことも真剣に考えるべき時に来ていると思います。 ビジネススクールで教える典型的なサンクコストトラップに陥っているように見受けられます。