学校教育のデジタル活用は道半ば 本当の課題は「教師のスキル不足」ではない
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注目のコメント
少し泣きそうになりました。やっと、教育現場について実態に近い分析をしてくれる記事が出てきたと感じたからです。
一言で言えば、人が足りてないんです。
人がいれば、空き時間ができる。
空き時間ができれば余裕ができる。
日中に余裕ができれば、夕方以降に時間を作れる。
そうすればICT研修だってなんだって可能です。
先生に余裕ができれば、子どもにももっとゆとりをもって向かうことができます。自分の子どもに対してだって、親が心と身体と時間にゆとりをもっていれば、もっといつでも元気にあたたかく向かい合えるように。それがどれだけ日本の子どもの力になることか。
教員採用に予算をもっとつけてほしい。切に、いつも願っています。一部の高校と大学の状況しか分からない上でのコメントです。
大学は昨年のGW明けから1年近くオンライン授業となっていたので、オンラインでできない・やりにくいもの(実験や特定の機材を使うもの)はありますが、それ以外はオンラインで授業をやることに慣れたと思います。教員、学生共にICTを使いこなすスキルレベルはかなり上がったと思うので、コロナが収まっても、ICTの活用は続くし、学習データの効果的な利用など使い方が進化すると思います。
高校は進学校と一般校でギガスクールの配備状況もかなり異なり、積極的に授業に取り込んでいるところもまだ一部だと思います。コロナ禍が収まると、ICT化に取り組んでいない先生はそのまま元に戻るかもしれませんね。他のピッカーさんが仰る通り学校の中でICT化に強い先生を活用して、ICT活用を進めて行って欲しいと思います。
国立情報学研究所がICT活用事例について、「教育機関DXシンポ」として頻繁にセミナーを開いているので、是非活用してみてください。(録画もありますし、資料もあります。)
https://www.nii.ac.jp/event/other/decs/色々と問題を抱える中でそれでも子どもたちのためにと奮闘する先生方には頭が下がります。
1つだけ自分が思っていることを共有するのであれば、うまく専門スタッフへのアウトソーシングできていないことが気になります。そのための予算も計上されず、「頑張れ」とだけ言われる。すなわち、先生が雑用も含め全部抱えてしまっていると感じます。
例えばですが、ICT担当の先生を割り当てるより詳しい外部の業者と契約してしまうとか。そちらのほうが安上がりで正確だったりする可能性もあります。某有名コンサル企業もスライドづくりは本人ではなく、ポンチ絵だけを渡してアウトソーシングしているそうです。そこに時間をかけることはできるけど、本当にその人の時間をそのために使っていいのかという問題。
最近、知り合いの学校がGoogle meetでハイブリッド授業をすることになったんです。そこで問題発生。ハイブリッドで参加する学生の出欠をどうとるのか?チャットで発言してもらう?指定したURLにアクセスしてもらう?途中でいなくなったら?不正対策は?どれも、完璧ではありません。たまたま私がアドバイスできたんです。「このツールを使えば1人1人の入退室の時間が自動で記録されるよ」と。たまたまでしかありませんが、知っている人に聞けば5分で解決する問題でした。その学校のICT担当の先生にもすぐに伝えていただいて、その方法を採用いただけたようでした。ただ、それに気づかず結局点呼をとったり、チャットに名前を書いてもらってあとで目視で出欠簿をつけている学校や先生、まだいらっしゃるのではないでしょうか?もしそういう手作業をされているのであれば、手作業されていることを責めているのではなく、手作業じゃなくてもできますよとアドバイスできる人になぜ上層部が予算をつけられないのかということを指摘しています。