輸入小麦、19%値上げ 13年半ぶり水準、相次ぐ気象災害で―農水省
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これらの値上げは一過性のものではなく、今後も頻発してくると思われます。環境悪化により毎年記録的な災害が発生する中で人口増加は進み、2050年には93億人にもなる人口を支える食糧資源を生産しなくてはなりません。
小麦だけでなく食用油を含めて価格高騰が進んでおり、家計の圧迫は様々な場所で起きることが予想されます。
ここで食品ロス問題と絡めて考えてみると、
・食糧廃棄物の発生抑制率を高めること
・食糧廃棄物を再生化し、飼料化すること
は、国内の食料供給量を増やすこと、家畜原料として輸入に頼っている穀物輸入量を削減することにつながります。
自分たちの生活と環境問題の因果関係が見えやすくなるこのタイミングで、改めて食料安全保障や食品ロスについて意識変容や取り組みを進めていきたいです。これまでの小麦先物価格の動向から大幅引き上げはわかっていました。
これにより、麺類やパン類、菓子類などの更なる値上げは不可避でしょう(量を減らすステルスも含めて)。上っても誰も得しない、というより、日本を確実に貧しくする物価上昇に繋がりかねない価格の引き上げです。消費者物価に転嫁されれば消費者が苦しくなるし、転嫁できなければ事業者が苦しくなるでしょう。2%という固定的な物価上昇率を自己目的化することの無意味さが分かる一例にならなければ良いけれど・・・ (・・;