「一つだけでダメだ」Kバッテリー、EV電池の多様化に向け開発に拍車 - コリア・エレクトロニクス
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韓国3社は形状もさることながらハイニッケル組成の一本足打法でしたから、LFPは今からでもやらないとマズいですね。
元々は民生用のLCOからキャッチアップを果たして来ましたが、研究開発の方向性が多様ではないのがKorean3の特徴なので、フロー電池やマグネシウムやナトリウム、カリウム等も弱いもしくは手掛けていない印象を持ってます。ましてやESS向けの全樹脂電池などはやっていないでしょうね。
バッテリーは用途毎に求められる性能・仕様が変わるので、EV向けに三社が競合するのはリソース配分としては勿体無い。各社の強みを反映したファーストターゲット用途が有った上で切磋琢磨するのが望ましいが、市場が見えるところは限られているのでどうしてもそちらに目が奪われているようです。
LFPも単純にBYDの真似をするのでは無く、Fe周辺の遷移金属を配合した新組成も十分考えられるのですが、素材メーカーの対応も必要になるので後続企業は難しいところがあるでしょう。
バッテリーのポートフォリオ戦略は、ハイブリッドも手掛けている日系メーカーの方が慎重に考えてます。投資競争で勝てる領域と研究開発でゲームチェンジ出来る領域が混在しているのがバッテリー業界なので、先進的なベンチャーを取り込むことも必要だと思います。韓国バッテリー開発企業3社が、様々な形のEVバッテリーの開発に取り組んでいます。パナソニック等はこの流れについていけるのでしょうか。韓国企業の開発への意気込み、投資の際のベッティング規模やスピード感を意識しておくことが重要です。