ステート・ストリート、BBH投資家サービス部門を買収-約3850億円
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日本では外国籍投信のファンドアドミやカストディ業務領域はステート・ストリートではなく、BBHの存在感がかなり大きかったので、逆転現象が発生しますね(フランクリン・テンプルトンのレッグメイソン買収を思い出しますが)。
いずれにせよ従来型アセットマネジメント領域の事業利潤が消失するなか、そこでの「材料費」という位置づけのファンドアドミ・カストディ関連費用も下落圧力に直面せざるを得ず、規模を追い求める装置産業の論理が進んでいくことは間違いないと思われます。
一方、日本においては、日本籍投信のみならず、外国籍投信においても、ファンドアドミ・カストディ業務受任業者の選択肢はますます狭まり、寡占化が進むように思います。