人気本次々と…重版率63%の出版社 「ネタは地方にこそ」創立5周年のライツ
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ライツ社、創業のときからご縁があります。抜粋記事では、こちらの本が最初でした。
佰食屋が"意識の高い人"を採用しないワケ いまいる従業員を困らせたくない #プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/28947
こちらもそうです。
「車椅子じゃスカートは穿けない」アローズ創業者を奮い立たせた女性の悩み 「ひとりの服」がビジネスになった #プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/43602
出版業界は分業が進んでいるので、会社の規模と書籍のクオリティは比例しません。明確なイシューをもっていれば、だれでも読み継がれる上質な本を作れます。その点、大手になると、本を出すことが目的になって、イシューがぼやけることもあります。
ただし、出版市場は縮小傾向にあり、綺麗事ではすみません。本づくりはイチかバチかの投資でもあります。小さな版元では、読み捨てられるようなスカスカの本をつくっていると、あっという間に倒産します。ヒリヒリする経営判断もたくさんあったと思います。
ライツ社の次の課題は、新しいメンバーを加えても、この勢いを保てるかどうか。微力ながら、プレジデントオンラインでもお手伝いできればと思います。以前、なぜ福岡で起業したのか、というインタビューを受けたときにも答えたのですが、日本においては、
『東京だけが別の国』
なので、地域展開のサービスを実施するなら、地域に受け入れられやすいサービスをつくるべきなので、東京以外でサービスを始めるのが合理的と思っています。そして、そのリアルは東京にいても本質的にはわからなくて、地域密着で始めるべきとも。
グローバル化が進めば進むほど、最終的には、地域の消費者が享受するサービスは、ユニクロなどに代表される世界的なグローバル企業が提供する画一的なサービスと、「小商い」的な地域密着型サービスになるだろうと考えていて、その流れの一つだなと感じています。
今僕は東京と福岡の二拠点生活を続けていますが、2つの視点を持ててることは、この時代でビジネスやるうえでは強みですね。