インテル、欧州半導体製造拡大に最大800億ユーロ投資へ
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CEO変わってからのインテルは、将来に向けた投資を次々に決めている。最大10兆円という規模は凄いが、たしかに半導体はサイクルはあれどまだまだ需要が伸びるわけで。
半導体が自動車製造コストに占める割合が今の4%から約10年で20%に増えるというのも、妥当な見立てに見える。IntelのIDM2.0戦略の際のPickが①。そこでコメントしたが、「外交・国防という国策アジェンダに自社を位置付けた」と捉えている。米中貿易摩擦や世界的な台湾への依存度の中で、米国だけでなく欧州も、という感じ。
一方で、最先端についてTSMCで一部作る発表などもしており、就任してIDM 2.0を発表した時と比較して、実際の製造技術という点では想定通りに進捗していない点があるのではないかと、最近の動きからは思う(②~④)。
①https://newspicks.com/news/5740329
②https://newspicks.com/news/5985273
③https://newspicks.com/news/6096227
④https://newspicks.com/news/6116106
②https://newspicks.com/news/6116106「半導体が自動車製造コストに占める割合は2030年までに最大20%と、19年の4%から大きく上昇するとの見方を示した。」
EVで最も高いバッテリーは、トヨタの発表にみられるようにコスト削減への方策が整ってきました。しかし半導体はまだまだ言い値に近く、占める割合が現在より大きく上昇するのは間違いありません。いっぽうで半導体は複数の機能をひとつにまとめられますから、際限なく上昇することもないでしょう。20%はちょっと言い過ぎな気がします。