Amazon、三菱商事と再生エネ網 国内に太陽光450カ所
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これまでのAmazonのやり方を見ると、まず社内ユースで技術を確立して、自社サービスとして外販する可能性がありますね。
大量の太陽光発電所を建設する発電量の規模のパワーもすごいですが、それ以上に発電量予測AIや最適調達AIを極めてゆくと、圧倒的なビッグデータに基づく競争力を生み出す可能性が気になります。まさにダブルハーベスト。
注目のコメント
アマゾンがグローバルで進める世界最大の再生可能エネルギー調達企業になるための取り組みの線上にある動き。
https://www.aboutamazon.jp/news/sustainability/amazon-makes-massive-investments-in-renewable-energy-around-the-world
ウエストホールディングス(HD)が開発。
首都圏と東北地方で450カ所以上とのこと。
送電網は大手電力。設備投資は土地の持ち主。
三菱商事はまとめ役。
Amazonはデータセンターなど含め電力の利用者という座組み。
再生エネルギーの自前確保を目指すコーポレートPPA(パワー・パーチェス・アグリーメント=電力購入契約)として大きな動き。これから他の企業にも普及するか注目です。本件での三菱商事は全体の取りまとめというもので、リスクテイクはしておらず、Amazonの下請け業者のようなのでしょうかね。
リスクテイクしているのは、アセットに投資する土地のオーナーと、電力価格を(おそらく)10年間固定価格で買い取り続けるAmazonです。Amazonはプライシングに厳しそう(想像です)。事業で使う電力をなるべく早く再エネ100%にする誓約を掲げる企業が続々と増えています(GAFAの中でもアマゾンは出遅れましたが)。企業にとって日本は再エネ調達が難しい国の一つとされます。それならば自分たちで整備してしまおうという今回の取り組み。一方このまま日本で再エネ調達がしにくい状況が続けば、海外に拠点を移すことを検討するグローバル企業も出てくると危ぐされています。