• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

米ノババックス製ワクチン、厚労省が1億5000万回分購入=武田薬

277
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • badge
    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    ノババックスのワクチンに期待する最大のポイントは、既存のワクチンの技術と同様の技術を用いており、mRNAワクチンなどの新技術を用いていない点です。

    mRNAワクチンにも、遺伝子に影響が出る、長期的な副反応が出るなどの懸念はないものの、「新しさ」にご不安を抱える方が数多く存在するのも事実です。

    このノババックスのワクチンは、従来のワクチンと同様(場合によっては従来のワクチンよりさらに安全性に配慮して)ウイルスの破片(ウイルス全体ではなく一部のみ)の模型を作って、それを注射し、模型で体に模擬訓練をさせるというものです。

    新しい技術への不安があり接種を受けないという方にとっては、最適な選択肢となりうると思います。

    その他の特徴を以下にまとめます。

    ▶︎3週間あけて2回接種。
    ▶︎臨床試験で発症予防効果が89.7%と報告あり。アルファ流行下で、アルファに対しても有効性が高く維持されていたのが特徴。
    ▶︎副反応はこれまでのワクチンと同様。注射部位の痛みが最多。頭痛、筋肉痛、倦怠感が1回目2割、2回目4割程度。発熱は1回目2%、2回目4.8%と少ない印象。いずれも持続期間は1-2日。
    ▶︎接種後心筋炎が1例のみ見られたが、最終的にワクチンではなくウイルス心筋炎の可能性が高いと考えられた。
    ▶︎臨床試験内でアナフィラキシーやADEは観察されなかった。


注目のコメント

  • badge
    専修大学 商学部教授

    米新興バイオ企業ノババックス社製ワクチン(組み換えタンパク型)は、日本の武田薬品へのワクチン製造技術の移転、生産設備の整備が進められており、日本政府から関連助成金が武田薬品に支払われています。

    「ノババックス製ワクチン、武田薬品が国内生産を計画…9月末までに米で申請へ」(読売新聞 2021年6月15日)
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210615-OYT1T50074/

    https://www.takeda.com/jp/newsroom/newsreleases/2020/20200807-8192/
    (武田薬品 2020年8月7日)

    同社製ワクチンは、臨床試験の成績からすると米国で緊急使用許可の申請が期待できるレベルにあると思われますが、製造プロセスの品質への担保を証明できるデータが揃わず米国での緊急使用許可申請が見送られており、ほかに使用が認められている国もありません。

    米国ではファイザー社製とモデルナ社製が正式承認されたため、米国で今後「緊急使用許可」が取得できるか、その先行きに疑問が生じるとの意見も見られます。

    新型コロナ関連の医薬品は、日本での臨床成績がなくても米国で承認されていれば日本でも承認している状況のため、米ノババックス社製ワクチンの米国での承認の遅れは、日本での承認の遅れに直結する可能性があります。

    現時点で、日本ではファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3社のワクチンでの接種運用が可能であり、米国での承認の見込みが不透明な時点で当ワクチンの1億5千万回の購入契約を発表したことについては、「承認が条件」とありますが、それでも少し驚いています。

    先の新型コロナ抗体薬のケースでは、日本政府は「信頼できる外国のデータがあれば外国で承認していなくても日本で正式承認」しています。このポリシーで世界に先行して日本で認可する可能性もあります。本件については、助成金を支払っている結果、助成金に購入のオプション権が付いており、実はその範囲での発表かもしれません。

    「米ノババックス、FDAへのワクチン承認申請を再延期」(Reuters 2021年8月6日)
    https://newspicks.com/news/6078066?ref=user_1310166


  • 総合医, 臨床教授, 国際公衆衛生師, 麻酔科標榜医, 総合内科専門医, 学校医, 産業医, アメリカ健康教育師 副院長,臨床教授

    NewsPicksに感謝。こんな情報は自分では入りません。元になった試験情報を提供します。マニアックです。

    試験ではNVX-CoV2373という名前で行われていました。
    合計15,187人の参加者が無作為化を受け、14,039人がプロトコルごとの有効性集団に含まれました。

    *無作為化試験は、水(プラセボと言います)とワクチンを打った人を比較して本当に効果があったかを調べています。

    参加者のうち、27.9%が65歳以上で、44.6%が併存疾患を持っていました。ワクチン有効性89.7%。重篤な有害事象の発生率は山田先生のおっしゃるように低いです。

    結論
    成人の参加者に投与されたNVX-CoV2373ワクチンの2回投与レジメンは、SARS-CoV-2感染に対して89.7%の防御をもたらし、B.1.1.7変異体に対して高い有効性を示しました。

    ** B.1.1.7変異は2020年9月に英国で最初に確認され、2020年12月18日に「懸念される変異株」として分類されましたが、日本で主流のmRNAワクチン(米ファイザー社/独バイオNテック社および米モデルナ社)の有効性は低下していないことが論文で発表されてます。

    結論:早くワクチン打ちましょう。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか