「デブは恋愛対象外」見た目のコンプレックスを煽る「マンガ広告」の深刻な問題点
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人の不安を煽って商売をする事業は好きではないですね。
確かに恋愛は相対評価になりがちで、
太っている事は外見上不利なのは否めないですが、
マンガ広告はさもみんなこう思っているという前提で出しており、表現も誇張だし見ていて気分の良いものではありません。
注目のコメント
自己肯定感を醸成することの大切さに視点を置いた初の大規模なコーズ・マーケティングはダヴが2008年ごろからやっていたself esteemキャンペーンだと思う。
ちなみに世界では大成功となったこのキャンペーンだが日本では全く受けなかった。今でも日本では世界の中で言うなら「旧来型」の美の追求は終わっていないしプチ整形で人生変わった的な話も肯定的に捉えられる。ボディ・ポジティブ的な考え方もまだまだ広まらない。
大事なのは今の自分が素敵だと思える自己肯定感の醸成なんだけれど。
これは、女性の地位とも関係する問題だと私は考えている。ながーい話をうんと縮めて言うと、要するに多様性がまだあまり重視されていなくて同質性が求められる文化が日本は強いので、変わっていることより同じことが大事になっている。結果として美の基準もまだまだ多様ではなく一様、そこで、ダヴのキャンペーンはダメだけれどこれらの広告が刺さってしまう、という仕組みだろうな、と。「YouTubeを運営するGoogleも自社のGoogle広告のポリシーにきちんと準じているか審査し、それでOKとなっているから広告として流れているわけです。」
違法でないということと、その広告の内容が正確であるとかまっとうであるとかということは必ずしもイコールでないことには注意が必要です。
よくある「簡単に副業でXX万円!」「いまこそYY投資でZZ円の安心を!」「嘘みたいに脂肪/シミ/歯の黄ばみなどがスッキリ!」みたいな広告については、自ら体験してみてレポートしているYoutuberさんもいらっしゃるのでそちらを見てから考えると良いと思います。
最近一番笑ったのは、歯の黄ばみを取るという触れ込みの宣伝。歯磨き粉だったか、歯医者さんだったのか、専用の機材だったかは忘れました。Before/Afterの画像があったのですが、明らかに画像編集。だって、歯だけ白くなって唇のシワや指の位置が寸分変わらず一緒なんですもの。