全固体電池で注目高まる「電解質」、固体にするだけでは意味がない!?
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注目のコメント
キチンと全固体について書かれてますが、誤解される恐れもありますね。
1つ言及するとすれば、ポッと出のNIOが全固体電池を2022年にEVに積めるとは到底思えません。まだテスラが言うなら不可能ですが許せなくも無いですが。本日のトヨタの説明会で言及されていましたが、全個体電池の寿命は現時点では既存のリチウムイオン電池より短いようです。一般的に言われている寿命特性を出せるのか、まだ不透明だと感じます。
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/35971587.html何かと話題の全固体電池ですが、ただ全固体にすれば良いというわけではない。
イオン伝導率の高い固体電解質を使いこなすことが出来ればという条件付き。全固体電池が注目を浴びるきっかけとなったのも東工大の菅野先生が硫化物系で非常にイオン伝導率が高い材料を発見したから。
電池の容量を決めるのは正負極だが、それら電極をどれだけ厚く出来るかは電極合材内の抵抗をいかに小さく出来るか(ここで固体電解質のイオン導電率が効いてくる)で決まってくる。
夢の全固体電池の実現にはイオン導電率の高い固体電解質の使いこなしが重要になる。