コロナ感染ホテル療養の男性死亡 神奈川県 対応不備認め和解金
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これ↓は問題ですね、、、
「常駐していた看護師らは、男性の血液中の酸素の値が下がっても医師に相談しなかったほか、定時の健康観察の連絡が取れなかったのにすぐに部屋を訪問せず、およそ4時間後に倒れているのを見つけた」
血中酸素飽和度の低下は度合いにもよりますが、重症度でもキーとなる情報であり、”Happy Hypoxia”と呼ばれる様に自覚症状に乏しい低下を認めることもあり、適切な対応が必要です。また定時の連絡が取れないのは緊急事態を疑うべきで、この対応は問題を感じます。
この点においては賠償も必要な範囲とは感じます。
当然ですが、病院と同じクオリティは無理です。しかし、自宅療養でなく場所を提供するのですから、ある程度は求められます。その意味で、後半に記載がある「報告/対応のフロー/ルール」は必要です。
しかし、この事案が「リスク」と捉えられ、「療養の縮小」などとなるのは望ましくありません。リスクは回避するものではなく、コントロールするものです。
「ゼロコロナ」ならぬ「ゼロリスク」主義が日本は根強く、行政も個人もこの考えに陥るのは、結果として(気づいていない)リスクを増大させる事につながります。横浜ではホテル療養を縮小する動きが起きています。確保しているホテルに空きが増えているにも関わらず自宅療養へシフトさせる動きです。自宅より効率良く陽性者をケア出来るホテル療養の縮小は、責任問題が起きないようにしたいという事無かれ主義が生んだ回避行動だと感じています。責任問題より重症化問題の解決を優先した施策を切に願います。
看護師間の情報伝達がうまくいかないことは病院でも常のことなので、さもありなんです。
医師に報告しなかったのは看護師で判断しているケースも多々あるためでしょうか。
情報の取捨選択は看護師がしてることが多く、
情報を握ってる看護師の判断で医師は動かされてるとでもいいましょうか。
病院ならば全てをあげてたらキリなく、むしろ何でもかんでもは医師が怒るので。
看護の人件費にお金をかけてないと、そういう結果になるのもありそう。
仕方ない案件です。