英グラクソ、治療薬を厚労省に申請=新型コロナで5例目
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GSKがコロナウィルスの抗体薬の申請までこぎつけましたか。
GSK本体からのプレスリリースは以下です。
https://jp.gsk.com/jp/media/press-releases/2021/20210906_sotrovimab/
スパイクタンパク質に対する抗体医薬品で点滴静注による投与となります。
投与対象は、「COVID-19における酸素療臨床法を必要としない軽症・中等症かつ重症化リスクが高いと考えられる患者さん」となっています。
臨床試験の結果については、プレスリリース曰く、
「本試験に参加した1,057例全例の有効性に関する主要解析において、投与29日目までに24時間を超える入院または死亡(死因は問わない)を、プラセボと比較して79%低減し(補正相対リスク減少)(p<0.001)、試験の主要評価項目を達成」
だそうです。
現場の医師に取っては、治療の選択肢が増えることは喜ばしいことではないでしょうか。ただし、抗体薬は、その製造コストのため、薬価が高くなる可能性があります。また、供給量が、十分に確保されるのかは、注視する必要があると思います。英製薬大手グラクソ・スミスクラインは6日、新型コロナウイルスの治療薬「ソトロビマブ」の薬事承認を、厚生労働省に申請したと発表した。
ウイルスから細胞を守る抗体薬で、軽症から中等症の患者に点滴投与する。
審査を簡略化できる特例承認の適用を求めており、承認されれば、新型コロナの治療薬としては5例目になる見通しとのこと。