2021/9/10

【松石禎己】転職する前に、社員に考えて欲しいこと

niwa no niwa エディター&ライター
肩書きを捨てると、また新しい景色が見えてくる。航空会社の社長を退任し、靴の汚れ落としのボランティアに転身した男がいる。

2020年6月にスターフライヤーの社長を退任した松石禎己氏は、今年6月に顧問を退いてから北九州空港で一人、靴の汚れ落としサービスを始めた。

松石氏はなぜ、靴を磨くのか。航空会社の「再建屋」と呼ばれた男の半生から人生の哲学を学ぶ。

ANA退社から2週間で新天地へ

北九州を拠点とする航空会社・スターフライヤーの顧問に就いたのは、2014年の3月のことです。
スカイネットでの出向を終えて全日本空輸(ANA)に戻り、その後退職してから、わずか2週間ほどでの就任でした。