工業が縮小する工業立国である日本、歪な「日本型グローバリズム」とは
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大企業が取る合理的な行動が、日本の消費者である労働者の所得を下げ続けて、「安い日本」に辿り着いたのが、日本型グローバリズム、とは何と皮肉なことでしょう。
大量生産大量消費で成り立っていた20世紀の経済は、終焉を迎えていますが、産業構造の転換ができていないのも、大企業が海外での収益を増やしていったことで、日本の産業をゾンビ化させることに一役買ってしまうんでしょう。
一方で中小企業は、規模が小さいからこそ、身動きしやすく、ニッチな市場やこれから新規産業への転換がしやすいという指摘は、希望ですね。
成長より繁栄を追うのが、21世紀なんでしょうね。それは新しい資本主義とも言え、日本がそれを啓蒙する役割を果たしていくチャンスなのかもしれません。
絶望感ばかりではなく、動けば希望もあるのです。