世界で最も厳しい「個人情報保護法」 中国でまもなく施行
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個人情報には、顔認証に使う生体情報も含まれます。
近年中国では顔認証システムの導入が増えてきました。私が務める対外経済貿易大学でもゲートに設置され、運用が始まっています。
ただし、「顔認証は唯一の手段であってはいけない」と規定されています。つまり、顔認証情報を提供したくない人もいるので、必ず代替システムも準備しなければなりません。
大学では顔認証だけではなく、QRコードを使ったシステムも採用しています。私の友人が住むマンションでは、顔認証情報を提供しない住人が多く、結局システムの導入が見送られました。
中国国民の個人情報保護に対する意識は高まっていると思います。習近平指導部による最近のアリババや滴滴に対する締め詰めは「個人情報保護法」を視野にした動きです。つまり国家の「戦略物資」たるビッグデータを民間企業には使わせないということです。この法律では、ネット通販でデータを使って顧客向けに最適化された「オススメ」情報も規制の対象に。記事が指摘しているようにまさに「世界で最も厳しい個人情報保護法」と言えます。
カウンター先はGDPRでありCCPAであり。。。
これまで以上に情報の所有権に国旗が目立つようになってきました。
情報の所有権やその他の権利は簡単に国境をまたぎます
自国の法規制ばかりに慣れてきた日本企業は正しく危機感を持てるかが最大のポイントでしょう
「事例はあるんですか」「他社動向は」なんて今まで通りのこと言ってたら御社が第一被害者になりますよという話
米中冷戦における日本企業がすべきことは、米中双方をにらんだ規制対応であり、それを梃子にしたブランド形成とマーケティングにほかならない
ディフェンシブセキュリティとオフェンシブセキュリティの違いも分からない企業は淘汰されて然るべきでしょう