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人はヒト、自分はジブン。リセットすることに向いてるヒトと向いてないヒトがいるからね。一時のブームや、他人の話にヘタに乗っからないことが肝要。
かといって、そういう選択肢があることも、常に頭の片隅には置いておこう。自分のこれからの時間は、100%自分自身のものなのだから。大切なのは、自分の気持ちをしっかり見つめてみること。
で、最後は理屈ではなく感情で動こう。理屈でがんじがらめになってしまってる時は、だいたいの場合間違った選択をしがちだから。自分の本能に任せてみることも大事。
私自身かつて13年近く勤務していた会社があり、ホワイト企業でかつ色々な新たな経験を積むことが出来たのですが、さすがに10年目ころからこれ以上この会社で新たな経験を積むのは、組織構造的に上が詰まっていました。冷静に「現状維持」の人生か、「飛び出して新たなことを学び成長」かを考えた時に、学び続けたいという自分のあり方に改めて気付き、新たな世界へ飛び出して正解でした。そして、長年いた会社は一年後にリストラがあり、改めて何があるかわからない世の中、リセットは大事と痛感しました。
選択肢が確実に増えるのは、キャリアリセットで転職をすることです。ただし、単に今の会社が嫌だから転職ではなく、冷静に考えて何をしたいか、そのための近道へのキャリアリセットが、楽しい仕事への道標ですね。
日本は、その組織にしか通用しないスキルを磨くことをKPIや評価軸にしている組織自体を早急に変える必要があると思います。
また、実力ではなく社内政治が評価に露骨に表れている組織には、持続的な未来はないことを自覚すべきだと思います。
本当に昨年のコロナ禍に入り、劇的にライフそのものが変わってしまって、しかもそれはほぼ全員がそれを味わったことが大きいと思います。
人との付き合い方、仕事をする環境、当たり前のように会えていた人となかなか会えない中で自分が何に楽しさを感じるか、人生100年時代に自分がこれから何をしていきたいのか、を改めて考えるタイミングなのかもしれませんね。
ライフシフトの本の中のこのくだりが、本当にそのとおりだと思ったし、常に頭の中に置かないといけない考え方だと学びました。
何回読んでも気付きがある一冊だと思います。
そこで自分は何が出来るのか、何をやっている時が楽しいのかといった棚卸しを時間をかけてやってみました。
出来る事は、金融市場の分析、日本語・英語でのコミュニケーション、セミナー東京で教えること。
楽しい時は、何かを教えている時でした。
この棚卸しをしている時に、たまたま今の仕事である金融教育担当のポジションと出会い、応募したという流れです。
この1年半はコロナ禍で世の中大変ではありますが、金融教育を対面だけでなくオンライン授業で実施したり、楽しくやってます!
「キャリアのリセット」は自分でタイミングを決めてやるだけでなく、不可抗力的に突然発生することもあるよという一例でした。
正にYOLO(You Only Live Once)なのだということを噛みしめたいですね。
人間の頭脳の海馬の隣に扁桃体があり、ここが好きとか楽しいとかの判断をすると、やる気や幸福感をもたらすドーパミンが分泌され、脳が活性化されて意欲や集中力が高まるのだそうです。私は仕事においても、このような状況になれるかどうかが重要だと思います。例えばブラック企業だとなれるわけはありませんね。自分のポテンシャルが発揮できてチーム内で共感のネットワークができるよう努力をすることが一番です。自分の努力でどうにもならなければ、新しいチームに身を置くように動くことです。それは別に転職だけを意味するわけではありませんね。
私もLIFESHIFTは読んで感銘を受けた一冊。
様々な状況が異なる中で現状に満足できず、チャレンジしたい、またもっと良い環境があるはずと思えるのであれば転職するのも良いと思います。しかし、今の環境に不満を抱き、ネガティブな理由が中心となった転職で成功した人は見たことありません。
活躍できる人はどこでも活躍できる。しかし、たとえネガな理由であっても自分に得意分野がありそれを活かせる環境が別にあるなら今すぐにでもそっちへ移るべき。
改めてそんなことを考えさせられました。
転職とかではなく、これまで得た事を、自身で発信して、自分の能力で収入を得たいのと、人生というか生き方をもう少し自分のペースで過ごしていいのかなと思っています。
書いたり、話したり、聴いたり、得た事を共有したり。
何となくもう組織の中で、あれこれあくせくではなく、自分の時間の中で、都会ではなく、毎朝鳥の鳴き声や、いい空気の中で、早起きして、仕事やメールをして、昼寝して、クルマやバイクをメンテしたり、ツーリングやドライブしているところをYouTubeにして、一度しかない人生を謳歌したいもんです。
私の記憶では、2006年生まれの人の平均年齢が100歳になるという話だったと。
平均寿命が100歳になるのは、せいぜい20歳以下の若人たち。
中高年の人たちには関係ないのです(笑)