【解説】話題沸騰。銅は「新たな原油」か?
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かつて、金融業界で働いていた頃は、銅の価格は経済とリンクするので、よく景気動向の指数としてみてました。個別株も銅の価格とかさねあわせて、先行き占うとか、そういうレポートもあったなーと。
でも、今って銅が上昇しているというより、全面的なインフレでしかないよね?
と思うと、新興国の高金利みたいな、ドラマのワンシーンみたいな一時的なもんだろうなと、遠い目で眺めています。
(めちゃくちゃ個人的な感覚ですけど。)
注目のコメント
「金の斧 銀の斧」で知られる寓話があります。きこりが川に鉄製の斧を落としてしまったところ、女神が現れ、「あなたが落としたのはこれですか」と金の斧、次に銀の斧を見せる物語です。
ゲームでも、金や銀の武器・鎧が登場しますが、実用性とコスト面の双方から、実際には金や銀の武器・防具はないはずです(飾り物はあるかもしれませんが)。
一方、青銅器時代に象徴されるように、銅は錫(すず)との合金である青銅として、鎧や兜に実際に使われた歴史があります。
そんなわけで、金銀銅と並んで扱うこともあれば、実用面で鉄やアルミばりに活躍している汎用素材である銅。元来、「ドクター・カッパー(銅)」という言葉からして、あらゆる製品に使われる銅は景気を示す指標とされてきました。
その銅が「New Oil」とも形容される今、世界の経済界が、銅の高騰に注目している背景について解説します。冒頭で紹介されている「蛇口の盗難事件」を追った、NHKの新人記者の方のルポが面白かったです。街のニュースも世界に繋がってるんだな……と思わされる、ジャーナリスティックな内容でした。
蛇口はなぜ消えた? 追いかけた先には…
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210723/k10013150011000.html