ネット投票導入へ、推進法案の意義は? 筆頭提出者・中谷一馬衆院議員に聞く:東京新聞 TOKYO Web
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この法律案は、日本国憲法の精神にのっとり、年齢、身体的な条件、地理的な制約その他の要因に基づき投票所への移動に困難を有する者を含む全ての選挙人等の投票の機会を等しく確保することが重要であることに鑑み、選挙等が健全な民主主義の根幹に関わるものであり、その公正およびこれに対する信頼が確保されなければならないことも踏まえつつ、インターネット投票の導入について、その目標時期ならびに基本方針およびインターネット投票が満たすべき条件を定めるとともに、インターネット投票導入推進会議を設置することにより、これを推進することを目的とすることとした。
インターネット投票の導入に当たっての基本方針としては、
1.すべての選挙人等の投票の利便性の向上が図られるものでなければならないこと。
2.投票の記録の保全ならびにインターネット投票に係る情報システムの安全性および信頼性の確保等を通じて、選挙等の公正およびこれに対する信頼の確保が図られるものでなければならないこと。
3.投票用紙を用いる方法と併用されるものでなければならないこと。
という条件を満たした上で、令和7年にその期日を公示される参議院議員の通常選挙から、導入することを目標とした。
その上で、在外投票および新型コロナウイルス感染症の患者または濃厚接触者などの投票については、第三に定める目標時期前にインターネット投票により行わせることができるよう検討し、速やかに必要な法制上およびその他の措置を講ずるものとした。