河野氏近く出馬表明、高市氏を安倍氏が支援…「総裁選」週明け本格化
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ただ傍観するしかない総裁選で毎回感じるのは、国民参加が出来ない形で永田町の力学のみで首相が決まる日本のシステムの摩訶不思議さ。
米大統領選のように国民直接投票制とはせず、派閥のパワーバランスなどの密室で決められた政権党の総裁選結果がそのまま国の首相となる方式を採用しているというルール自体が、国民不在な政策をやりがち、かつ優れたリーダーシップを発揮できる首相が日本から出てこない本質的な原因と考えるのはきっと私だけではないでしょう。
日本の民主主義を成熟した国民目線のものに変えていくためには、戦後に政治リーダーシップの骨抜き化を図るためにGHQ主導のもとで強制的に決められてしまったこのような内閣総理大臣の選出システム自体をやめて、今の時代に即した日本独自の国民直接投票方式へと法改正していくべきであろう。出来るだけ若い総裁を望みます。この30年日本は停滞、変わらなかったのだから、これまでのやり方の何かを変えなければいけない。失敗もあるかもしれませんが、失敗を極端に嫌った結果、イノベーションが阻害され、停滞してしまった。日本が貧しい国になってしまった。
個人的には、高市さん、河野さんあたりの、きちんと情報発信出来る方に期待します。そして、選ばれた後は、マスメディアに踊らされず、誘導されず、国民が支えないといけないと思います。
失敗、足りないところを批評するのは簡単。代替案も出せないのに批評、批判ばかりする野党、メディアが多すぎる。こんなんでは、優秀な人は政治家になりたいとは思わない。余程の変人でないと(笑)派閥の談合で決まった昨年の総裁選とは打って変わって、先の読めない状況です。
けさの日経の記事から抜き書きします。
2012年、自民党が政権に復帰した衆院選で国政に出た議員は現在当選3回にあたる。3回生は84人に上り、突出して多い。14年、17年などの選挙で初当選した議員を含めると、3回生以下は46%に達する。
風に乗って楽な選挙をしてきた「46%」は、派閥の締め付けは効かず、「選挙の顔」を最優先に選ぶでしょう。これに、国会議員と同数の党員票があります。理念なき闘いが続くと思います。情けないのですが。
情報番組に出た政治ジャーナリストの田崎史郎さんが、本命・岸田、対抗・河野、穴・石破、と評していましたが、現時点では的確だと思います。でも先は読めません。小泉純一郎首相が勝利した時、総裁選が始まってからも、ジャーナリストも評論家もほぼ全員が、橋本龍太郎氏の勝利を予想していました。