収入は努力や能力ではなく、需要と供給で決まる
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『要は「需要と供給のアンバランス」なのです。「スキルの希少性」という言葉を良く聞きますが、これも誤解を招く表現です。重要なのは、ただ希少であることではなく、需要に対して供給が少ないことだからです。ウルドゥー語のスキルは極めて希少ですが、需要が大きくないため需給のアンバランスは生まれません。』
言われてみれば"確かに"なのだが、これは日常の中でこういう視点を持つ事は難しい。個人だけでなく、自分たち会社のビジネス領域においても、一度領域が決まるとそこからピボットする事は難しく、その領域で戦う事が前提の考えとなる。
この"前提"を疑い、"需要と供給"という視点で市場を捉えられるかはとても大事である。
注目のコメント
「人一倍努力した人=高収入に恵まれる、と受け取るのは危険です。努力によって身に付けた能力は、需要に比べた供給の少なさと「直結はしない」からです。」
仕事で化石みたいなプログラミング言語使ってます。まだニーズはあるとはいえ、こいつ自体需要が大きい訳じゃないんだよな……
技術は磨きつつ、他の芸も育てていきたいと思った所存。職業によって収入の幅がある程度決まってしまい、それより上に行くことはどんなに優秀でも難しい、ということは中高生などに知っておいて欲しいです。例えば男女の収入の差は、女性の方が低賃金の職業に就きがちであることも大きいです。男女平等の北欧でも、女性は教師や看護師などの仕事に就く一方、男性はエンジニアやビジネスパーソンになってより稼いでいます。アメリカの大学でも、理系や経済学を選んだ学生の方が平均して高収入です。もちろん収入が全てではないですが、進路を考える上で、職種で生涯収入がある程度決まってしまうことは一応考慮したらよいのではないかと思います。特に女の子。STEMやデータサイエンスなどを目指す子が増えて欲しい。うちの娘たちにも言っているのですが、サイエンス嫌いです。なぜなのでしょうね…。私が教えるビジネススクールの修士課程は男女半々くらいですが。