NECの虹彩認証技術が世界1位に、本人認証のエラー率はわずか0.41%
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注目のコメント
NECは昔から認証技術は強い。セキュリティなど活用分野も広いこのテクノロジーがあることは有望であると期待されてきた分野です。
ただ気になるのは相変わらず「技術だけ」に注目した報道の多いこと。技術力があることは素晴らしいが、それで終わってしまっては何の意味もない。技術力をアピールすることは大事だが、虎視淡々と技術力を生かしたビジネスモデル、サービス展開による社会実装による価値提供こそが求められる。
研究室であれば技術だけで良いのかもしれないが、今の時代は研究室すら世界はそういうマインドではない。スタートアップエコシステムと連携し、滑らかに社会実装への道を整えている。
NECは技術を囲い込み、自らは垂直統合的に売れるセキュリティ分野での世界展開を志向するのかもしれないが、ぜひ、この技術を活用するサービス企業、ハードウェア企業と積極的にタイアップして、技術インフラとしてのデファクト、プラットフォーム化を狙ってほしい。
自動運転車を作るのではなく、自動運転のアルゴリズムを握ってほしい。期待しています。NECは顔、虹彩その他マルチモーダルの生体認証で世界トップを走る。だが羽田のゲートで使いやすさやデザインでパナソニックが受注したように、技術以外の要素も大切。一層の発展を。