米就業者23万人増に鈍化 8月、デルタ株拡大
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ウォラー理事がテーパリング決定に必要と見ていたライン(85万人)の3分の1以下ということで、既定路線は変わらないにしろ、Fedにとって厄介な数字が出てしまったという印象です。
この統計は本当にブレが大きい。毎月月初は水曜にADP、木曜に新規失業保険申請件数、金曜に今回の雇用統計があります。要するに雇用情勢という同一のものを3つの角度から計測しているのです。3つを合わせて月々のブレを気にせずトレンドとして改善方向であることの確認に利用すれば良いと思います。昨今は若者など投資家のすそ野が大きく広がりました。ブローカーである証券会社はいろんな情報を提供しますが、大事なのは自分の役に立つ情報を選別して投資の意思決定に役立てることです。証券業界に往復ビンタという隠語があります。景気が良いので株価が上がると思って買ったら、今回の雇用統計のように悪かったので下がり、空売りポジションを作ったら、株価が上がってまた損をする、という意味です。相場の短期的な方向感ではなく、長期的なトレンドを重視すれば避けられると思います。