女性取締役3割増で最多8.8% 主要企業、欧米には及ばず
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注目のコメント
日本が遅れているのは歴然ですが、どう改善へ向けて対応しているのか、見える化できている企業がまだまだ少ないのは現状では。単に数字目標達成のために女性を増やすのでは、女性側もハッピーではないです。
世の中には優秀な女性はたくさんいます。学歴などにとらわれず企業にとってプラスになる、広い視野での女性を含めた多様性を増やすことが大事ですね。日本における女性管理職を増やすには、大きい意識改革が企業、個人個人、家庭でも必要だと痛感します。とても良い流れだとは思いますが、まだ受け身的というか、積極的に女性取締役を選ぶ日が来てほしいなと思います。そのためには女性たちの働く環境も変わらなければいけないでしょうね。出産や子育てなどでキャリアと両立することに悩む女性も多いかと思いますが、10年後、20年後に自然と女性取締役が増えるためにも女性がキャリアを築くための社会的サポートが必要な気がします。
女性取締役の議論は、コーポレートガバナンスコード改定の件(管理職層の多様性(女性・外国人・中途採用者など)の数値目標や達成状況の開示)もあって、話題になり出したのはいいことですよね。
一方で、これまで「女性取締役がいない」という一点だったのが
「じゃあ社外取締役はどうなんだ。社内生え抜きはいないじゃないか」
とまた新たなディスカッションポイントが出てきて、これも実態が進んだからこそなのではありますが、まぁ大変だなぁ…と思います笑
この「生え抜きにこだわる」というのは、日本独特の考え方だと思うのですが(実際、グローバルのCEOで見ると、日本は他社経験ありのCEOの割合が最も少ないです。そもそも新卒一括採用というのは日本独自のようですし、韓国では10年前に撤廃されたと聞いています)、生え抜きの良さもありますが、多様性という意味ではあまりこだわり過ぎる必要はないと思っています。
その会社しか知らない人たちだけで議論していても、なかなかイノベーションは起こりにくいと思っています。
生え抜きの人も、中途採用者も、社外の人もうまくそれぞれの視点や強みを活かしてこそ、強い組織に変わっていけると思うんですけどね…