タリバン新政権、数日内に発足へ 抵抗勢力と激しい戦闘も
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ターリバーンの政権人事は、本日9月3日金曜日の集団礼拝の後に発表される予定です。すでに、主な人事は決まっています。
この記事でいう抵抗勢力、パンジシール渓谷にいるアムルッラー・サーリヒ氏(旧政権の第1副大統領、現在は大統領代行を名乗る)やアフマド・マスード氏(故マスード国防相の子息)は、ターリバーンと交渉を重ねていました。ターリバーンとしては、アフマド・マスード氏を政権の一員として招くという条件を示していましたが、決裂しました。
パンジシール渓谷の抵抗勢力としては、アフガニスタンの他の勢力との連携や外国からの支援が頼みの綱になります。完全に孤立してしまえば、さすがに長くは戦えません。ターリバーンが国内の様々な勢力をどれだけ政権に取り込めるか、また、諸外国の政府と良好な関係を築けるかどうかで、抵抗勢力の命運も左右されます。タリバンは着々と政権発足に向けて準備をしているようだな。パンジシール渓谷のマスード率いる北部同盟は政権参加を拒んだ形になったか。今や米軍の装備も鹵獲し、ブラックホークを使って航空戦力も持ったタリバンに対抗するのは難しいだろう。