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1000年前というと、まだ東国は辺境の地ですから、古文書には記されていなかったのかもしれませんね。地層は過去を物語ってくれます。こういう調査は意義深いですね。
このニュースを房総半島沖に津波を発生させる地震があった程度の話としてとらえると、ピントがぼけてしまいます。産総研のプレスリリースによれば、九十九里のボーリング実施場所まで津波堆積物が残るような津波を発生させうる地震をいくつか想定しています。たとえば東日本大震災では実績としてそこまでの津波が九十九里に来襲しておらず、これだけでは津波堆積物を説明できません。残る可能性を求めてパターン分けをしており、元禄型の関東地震が数百年間隔で繰り返しているか、ないしは房総沖の日本海溝に特有のM8クラスの固有の地震があるか、あるいは伊豆小笠原海溝(従来巨大地震はないのではと言われていた、太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界部分)で発生した巨大地震の痕跡ではという分析をしています。

前回の東日本大震災での浸水はさほどではなかった九十九里ですが、過去に内陸数kmまで浸水するような津波があった証拠は出てきているので、それに結びつく地震がどこかで発生していたことは重く受け止めるべきである、という研究内容となります。

例えば1605年の慶長地震津波では、地震動の記録があまりない割に、房総半島での津波被害や、その他西日本に至るまで断片的に津波の記録が残っており、これがどこで発生した地震であったのかという点はミステリーとなっています。いろいろな説がある中の一つの説として、伊豆小笠原海溝でのM8級の地震を仮定するとうまく説明できるという研究発表も2013年にされており、今回の研究が指摘する内容と一致する部分もあります。

日本は巨大地震を発生させうる海溝がある太平洋、プレート境界での断層で地震が発生する日本海など津波が来ないほうがおかしい国柄です。一方で海の恵みもまた、得やすい場所にあります。リスクをしっかり考えつつ、利益をちゃっかり得ていくというのがこの国に生きる者の知恵と言えるでしょう。
こういう調査はどんどん進んで欲しいです。
昨日は国土地理院が、Web地図サービスで土地の液状化などと関連が深いとされる「明治期の低湿地データ」の提供地域を拡充したとも報じられていました。

今の地形や地名からはわかりづらくても、過去何度も災害に見舞われている地域というのは全国各地にあると思います。住宅や工場など建てないなど、棒材祖意識した都市計画も必要だと思います。
【災害リスク分かる「明治期の低湿地データ」、全国22都市を追加 国土地理院】
https://newspicks.com/news/6154248
すごい。真相を知りたいですね