最新の世界大学ランキング、東大は35位
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先日ある大学の先生とお話しする機会がありました。
一般に知られていないですが、申請なしで国立大学の研究に与えられる予算は20万円しか無いそうです。追加の研究費を申請する為の研究をするみたいな現象が、国立大学だと起こりやすく、今は私立の大学で研究されているそうです。
私は素人ですし、限定的な情報を元にした意見ですが、教育と研究の発展を目的とした国立大学の機能が、手段が目的化してしまっているのかと残念に思いました。
シン・ニホンの安宅さんが仰るように、国のリソースをもう少し教育に振らないと本当にまずい。そして、24時間テレビの様な単発ではなく、持続可能な形で、日本人の寄付マインドを変えられるような行動変容に対するアプローチが必要です。引用数で比較してますが、アジアの某国は、自国の研究者の論文を積極的に引用しますね。自国の研究者の論文をお互いに引用しあえば、引用数は拡大再生産的に増えます。
この統計がまるきり嘘とは言いませんが、それほど信用できるものではないと思います。
論文は質が大事でしょう。自虐的な見方ばかりしていると間違えると思います。
アメリカの研究システムについて思うことがあります。NIHなどの国の独立機関が研究費を配分しています。日本では、科学技術振興機構がこれにあたります。
アメリカと日本で違うのは、アメリカでは予算配分は決めますが、結果を問わない仕組みになっています。なので、自由な発想で大胆な研究ができます。日本の研究は、結果を問うので、うまくいきそうもない研究はやりたくないです。後追い研究が多くなってしまいます。日本の科学関連のノーベル賞の多くは、あまり恵まれていない研究環境から生まれています。多額の研究費を出したから、研究がうまくいくとは限りませんが、研究費がなければ研究ができないのも事実でしょう。このことは大企業における研究にも当てはまるのではないかと思います。企業における科研究が結果が問われるのは仕方ないと思いますが、国費を使った研究にはもっと大胆なやりかたで、研究費を配るべきだと思います。