米失業保険申請34万件に改善、1年5カ月ぶり低水準 継続受給も減少
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一部の州を除けば9月上旬まで週300ドルの手厚い失業給付の上乗せが続き、働くより失業給付を選ぶ人が多くいるといわれる状況の中ですから、消費者心理に陰りは見えるものの、雇用市場をはじめ米国の経済はデルタ種を乗り越えて力強い回復傾向が続いていると見てよさそうに感じます。
米国と日本の直近1週間の人口10万人あたりの新規陽性者数と死者数、現時点でのワクチン接種率は次の通りです。
【新規陽性者数、死者数】
米国 334人(3.1人)
日本 114人(0.5人)
【ワクチン接種率】
米国 61%(うち2回完了 52%)
日本 58%(うち2回完了 47%)
現時点で新規陽性者数と死者数の状況は日本の方が遥かに軽く、遅れていたワクチン接種も現政権のもとで急速に改善して米国と遜色のないところに近づきました。それにも拘わらず感染症の専門家は活動停止を声高に叫ぶばかりで尾身分科会長の足元の医療機関すらコロナ補助金を受け取りながら病床提供に及び腰と報じられ、
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%8B%AC%E8%87%AA-%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E7%97%85%E5%BA%8A30-50-%E3%81%AB%E7%A9%BA%E3%81%8D-%E5%B0%BE%E8%BA%AB%E8%8C%82%E6%B0%8F%E3%81%8C%E7%90%86%E4%BA%8B%E9%95%B7%E3%81%AE%E5%85%AC%E7%9A%84%E7%97%85%E9%99%A2-132%E5%84%84%E5%86%86%E3%81%AE%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E9%87%91-%E3%81%BC%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%82%8A/ar-AANXqtv?ocid=msedgntp
各種メディアが恐怖を煽って経済を停滞に追い込んで国民が貧しくなるばかり、そして政権が追い込まれて政策が停滞する懸念が広がる日本国・・・ なぜこれほどの違いが出てしまうのか (・・;新型コロナ感染再拡大を受け、労働市場への復帰をためらう人も増加する中では、労働参加率の回復にも時間がかかりそうですね。
日本もそうですが、労働参加率の回復が乏しい局面では失業率は低く出やすくなりますので、注意が必要でしょう。・超要約
米労働省が2日に発表した8月28日までの1週間の新規失業保険申請件数は34万件と、前週から1万4000件改善し、2020年3月中旬以来の低水準となった。
8月21日までの1週間の継続受給件数は274万8000件と、前週から16万件減少し、20年3月中旬以来の低水準となった。
申請件数は20年4月初旬に614万9000件と過去最悪を更新。この水準からは大きく改善したが、労働市場が健全と考えられる水準の20万─25万件はなお上回って推移している。
あるエコノミストは、「デルタ変異株の感染拡大にもかかわらず、雇用統計では8月も急速な雇用拡大が続いたことが示されると予想している」と述べた。
雇用コンサルティング会社の発表した統計によると、8月の米企業の人員削減数は17%減の1万5723人と、1997年6月以来の低水準となった。年初からの削減数は24万7326人と、前年同期から87%減少している。
ただ、新型コロナ感染再拡大を受け、労働市場への復帰をためらう人も増加。8月中旬時点でなお約1220万人が何らかの失業給付を受けている。
・ポイント
デルタ株の感染か拡大する中、米で失業率が良化している。すでにコロナ前に近い水準まで回復してきている。
ジョブ型と言われる米雇用は人員整理が進む際は迅速にかつ大量に行われる分、回復局面での動きも早い。
日本企業の多くはコロナ禍でも従業員の雇用を維持している。つまり米企業のように新たに従業員を探さなくてもリソースがある状態。
市況は異なるがその点で見るとアドバンテージにも感じるので今後日本経済が回復してきた際に、適切にリソースを注ぐ事ができれば大きな伸びにつながるかもしれない。