イオンのQRコード決済「イオンペイ」開始に戸惑う声が続々
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ダイエーブランドを無くすという話もいつの間にか消えダイエーが持っていた決済周りも健在だし、ヤオハンやニチイを吸収した頃に比べ明らかに社内統治が低下している。イオンカードを持っていなくてもスマホで会計できるのは悪くない話だが、他社のQRコード決済も利用できるようになるという話に繋がらないのならQRコード決済を採用する意味ないよね。イオンはpaypayの最初期(スタートから半年ぐらい)に一部店舗でテスト導入していたのだから現場レベルでは有能なんだろうが、経営企画あたりの上層部が頭が固くてビジネスモデルとして確立できないんだろうね。イオンが大きくなりすぎて、無駄な部分を整理できなくなってるんだろうが、役所みたいになってる。
注目のコメント
「iAEON」と名付けられたイオングループ統合アプリに搭載された「イオンペイ」だが、実質「MUJI passport pay」や「UNIQLO Pay」と同じハウスQR決済で、しかもイオンカードを紐付けて使うという位置づけ。では、なぜこのタイミングなのかと言うと、プリペイド電子マネー「WAON」のApple pay対応が引き金になっているように思われる。
現在、WAONのチャージ方法は現金、イオンカード、イオン銀行口座残高の3種類に限定(JMB WAONはJALカードにも対応)。だが、WAONがApple Payに対応すると、Apple Payに登録されたイオンカード以外のクレカからもチャージができるようになると見られている。イオンとしては、他社クレカでWAONチャージされようものなら、手数料支出の増大によるコスト増になりかねないため、何としてでもApple payにイオンカードを登録してWAONチャージしてほしいというのが本音。となると、「イオンカードが決済のどこかに必ず絡む世界観」を作ることが急務だろう。
そこで、イオンカードの「ときめきポイント」を「WAON POINT」に統合することで「WAON POINT経済圏」での活発なポイント積算・利用・交換を促進し、イオンカードを通した決済手段の多様性をはかるため「iAEON」上でQR決済を導入したと見るのが妥当ではないか。