今後5年で1000万台、世界をリードするスマートeバイクを目指すVanMoofが約141億円調達
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注目のコメント
日本でヤマハさんが世界初の電動アシスト自転車を販売開始した黎明期に、社内ベンチャーのような形でアシスト自転車の設計・開発に携わったことがあります。この時苦労したのが法規制を満足するアシスト機構を開発することでした。
アシスト自転車が自転車であるためには、モータの補助動力と人力の比率を法律の定める値以内に収める必要があります。
当時日本の法律に適合したアシスト装置を欧州の自転車・バイクメーカへPRしたこともありましたが、その時の欧州メーカの反応は、「どうしてモータだけで走らないの?」というものでした。
欧州ではモペッドというベダル付きバイク(普段はエンジンで走行しますが、エンジンを切った状態でも自転車のようにペダルを漕いで走ることができるバイク)の歴史が長く、電動アシスト自転車も彼らの目から見ると電動モペッドと映ったようです。
今回の記事を見て、欧州の考え方も変わってきたなと実感した次第です。
ちなみに日本国内で法規制に適合していないアシスト自転車は、警察からは「自転車」と見なされませんので、注意が必要です。近年のEバイク市場はVanMoofだけではなく様々なプレイヤーが参入し大きなカテゴリーを形成しつつあります。ここに総額200億円ものお金が集まることがとても現代的だと思います。環境適応性が高い自転車という意義の条件を満たしつつ、中速度の新しいモビリティがある生活という意味のイノベーションでもあります。テクノロジーはもちろん必要ですが主役ではありません。2020年代を象徴する新しい市場のあり方として注目される領域の一つだと思います。
趣味で自転車乗っている人間の視点だとハンドルとかサドルとかほぼママチャリで、正直「もっさ・・・」と感じてしまうのですが。
ともあれ今の世界的なニュースはシマノのフラッグシップDura-AceとUltegraの新モデルですよ。世界中もうこの話題で持ちきりですよ。
なのにコメントはおろか記事が一つもPickされていないとは、うむむむむ。
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https://newspicks.com/news/6156540