アマゾン、米国コーポレート業務で4万人超採用へ-今月説明会を開催
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この桁外れの採用をロジスティクスや配送スタッフ以外のエンジニアリングやサイエンスリサーチで実施しようと思うと、採用方法もかなり参考になる気がします。ベゾスの宇宙事業である“Blue Origin”で重要な役割を担っていたエンジニア達がイーロン・マスク率いる“Space X”へ移ったというニュースにもあるように、需要が高い優秀な人材は、企業ブランドや報酬だけではなく、企業理念、ビジョン、信念や社会貢献度など内在的な要因を重要とする。そこに重点をおく採用になるので、今後多くの企業のモデルケースとなるでしょう。
面接の専門家が対策やアドバイスを提供するセッションを設け、アマゾンエンジニアたちがコーディングワークショップを行ったりとインタラクティブな体験を提供。公募者にフレンドリーなジョブフェアというポジショニングを確立し、新CEOのもとでカルチャー改革も推し進めているアピールも忘れずに実施している。
注目のコメント
技術部門など合わせて5.5万人、現在の20%増員の計画。Amazonは現在でも全米2位の雇用者数を誇る。ビッグテックの一角でありながらその中で唯一、雇用創出数の意味でも同社は米国を代表する。今回採用する人数はFacebook丸ごとにほぼイコール。
法人向けのサービス強化に本腰をいれるためでしょう。企業のオンライン購入ニーズが高まっている。単なるオフィス用品だけでなく、仕入れや部品調達など企業のバイングパワーは消費者市場より大きい。
コロナで対面の仕入れが滞るなか、オンラインでのサプライヤー探しや商談も増えています。しかし採用にしては凄い規模。ホンダやメガバンクの全従業員は3万人程度の規模。トヨタでも7万人。
アマゾンの全従業員は130万人というのも驚きですね(エストニアの人口と同じ)
逆にこれは将来的なコスト削減の余地を示唆するものでもありそうです。