劣後債4500億円、月内発行=個人向け―ソフトバンクG
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ソフトバンクグループは今年と来年、8000億円以上の社債の償還があります。加えて同社の旺盛な資金需要からすると、この巨額発行は序の口かもしれません。
SBGの格付は投機的で、ムーディーズと討論になっていると報じられています(勝手格付なので)。それでも個人には人気。この発行も問題なく消化されると予想されます。
もっとも、個人向け劣後債といえばSBG、というくらい圧倒的に金額が大きい。個人の債券ポートに占めるSBGの集中リスクは局所的に高まっています。2014年12月と2015年2月に発行した第一回と第二回の劣後特約付きの無担保社債が7650億円ほど残っているようですね。前回も 7年債でそれぞれ2.5%ですから、今回はより表面利回りが低い形でリファイナンスできそうです。おそらく来年2月にも同規模の劣後債の発行があるのではないでしょうか。