緊急事態の全面解除は困難 12日期限、医療逼迫続く
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東京はピークアウトの兆候を示し、19日連続過去最多を更新していた全国の重症者数も昨日は減少しました。ただ、大阪は初の3000人突破、全国の感染数は今も深刻です。何より、自宅療養者の死亡が相変わらず報告されています。これは政府の無策の犠牲者ですから、重く受け止めなければなりません。二度と出してはいけない悲劇です。
こうした状況の中、解除は難しいでしょう。一応、東京では解除の目安として「1日500人」があります。あと数日で「500人」は無理でしょう。そして、デルタ株禍の学校の再開という、これまでにないリスクもあります。地方から東京に人が戻ってきた影響はこれから現れます。
もし社会経済を動かすなら、ワクチンパスポートの導入や検査体制の拡充、野戦病院の設置などが必要と言われてきましたが、結局まだ何も形になっていません。その無策のつけが、ずるずると緊急事態宣言の延長と対象地域の拡大につながっています。今からでも、やるべきです。ここにきてECBまでもがテーパリングに舵を切りました。国・地域で防疫対策が異なるのは色々な世情もあり致し方ないのかもしれませんが、GDP水準の復元に関し、もう欧米に追い付くことは少なくとも今後4~5年にわたって不可能になったと思います。コロナは世界共通のリスクであるにもかかわらず、です。
他の方のコメントにもあるようにこの国にとって子供や若者の価値が(当の教育に関わる人々も含めて)非常に軽んじられており、未来に亘って潜在成長率を押し上げるのも余りにも暗い見通ししか持てないと感じます。衰退国とはそういうものなのかもしれませんが。もはや基準やゴールが明示されない恣意的な規制となってしまった緊急事態宣言。
守るべきは医療機関なのか、様々な救急患者なのか、高齢者なのか、既往症のある方なのか。
そしていつまで経っても順番が回ってこない、この先の日本を支える学生たち。
我が家の息子たちは、何を守るためにほぼ全ての行事が潰されて犠牲を強いられているのか、憤りや諦めを通り越して無関心になりつつあります。
どうかもう少し、各世代に配慮した対応をお願いしたい。一年半も同じ施策を繰り返すだけって…あまりに虚しい。
ワクチンだけでは終わらないことは学生たちも理解してます。
このまま何のイベントも出来ず卒業かな?準備してもどこかで感染者が増えたら中止かな?と抗えない立場に怯えながら家に閉じ込められている若年層にもっと光を。
日々の感染者数や不運にも亡くなってしまった方の数値より伝えるべきことは今の苦境とどうやってそれを打破してあげられるか、の議論じゃないでしょうか。