マイクロソフト、「Windows 11」を10月5日に提供開始--無償アップグレードも
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古巣のニュースですが、今までのUIを少し変更したアップデートとは異なる、新しいマイクロソフトの顔が見えたと思いました。Appleにシェア数で遅れをとっている世代にアプローチするための戦略を打ち出してくるだろうとは想像できるものの、若い世代のデザイナーが多かったことが印象的。ナデラCEOの改革が隅々にも届いているのがわかる、年功序列の固いカルチャーというイメージが多少なりとも払拭される一手だったと思います。
親近感を感じられる温かいイメージの仕上がり。障害を持つ人々でも使いやすいように設計されたデザインのアップデートを大幅に行ったことからも、インクルーシブなブランドという新しい角度からアプローチしていく、これからの社会には欠かせない要素を全面に出しています。
自身も重度の障害者を抱えるナデラCEO。自己実現を会社を通して貫いている姿には感動さえ覚えます。デザインや操作性がシンプルになるのはいいですが、ウィジェットとか各種情報が…てのは全く不要。OSはシンプルで安定してくれれば、あとは何も要らないです
いちいちプリインストールの機能を外したり、デフォルトで勝手にオンになるプライバシーの設定を外したりする方が面倒なので、今のまま安定性とセキュリティだけ上げてくれれば十分ですマイクロソフトによると、現Windows10のアクティブPC台数は世界で10億台以上、地球上の７人に一人がWindows 10を使用中とのこと。
大げさな話ではなく、事実上 ”人類標準” の日々利用汎用パーソナルツールであるWindowsの機能追加と強化は、世界全体の個人とビジネスの生産性向上に直結していると思います。マイクロソフトは責任重大です。
