首相、9月中旬解散意向 党役員人事・内閣改造後
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この手の報道は、多分に情報戦や観測気球的な側面を持っているので、もう少し見届けないと分からない。ただ、各社の報道に共通して言えるのは、首相が総裁選をするにしてもしないにしても、10月17日投開票のスケジュールが今のメインシナリオであるということ。
菅氏の立場からすれば、党員を含めてフルスペックの総裁選をやった結果、しっかり再選されて総選挙に臨めるのであれば、支持率が多少低いにしても、自民党内や一般党員を含めて納得感のある形で衆院選を戦えるだろう。だが、そうではなく総裁選を回避して消化不良な状況で選挙をするのでは、足元が覚束ないだろう。
つまり、衆院選前の総裁選を避けても、大幅に議席を減らせば、その後の総裁選で再選されるとは限らない。政権の危機は避けても避けきれるものではない。多少の延命にしかならないので、同じ投開票日程を見据えるのであれば、総裁選の見通しがよほど厳しくならない限りは回避しない方が首相にとってかえって低リスクなのではないだろうか。その怒りを、投票に。
我々国民が日程を決められる訳ではない。この点に文句を言っても始まらない。なんやかやと言いたいことは山ほどあるけれど、選挙になるのであれば、とにかく投票に行くことだ。
政権与党には投票したくない。→ とはいえ野党も頼りなさ過ぎる。→ なので投票には行かない。ってなることが、自民党の「思うつぼ」になってしまう。
削除法になってしまうのはやむを得ないけど、それでも自民党以外に投票しよう! と、ボクは考えている。
投票率が50%を切るなんて、せっかくの権利をドブに捨てるようなものだ。今までシラケたり諦めたりすることが、自民党を陰で支えていたに過ぎない。
無党派で選挙に行かないという人達が、一人でも多く投票に行くことが、今のトンデモナイ状況を、少しでもマシな方向に向かわせる唯一の方法だ。
投票に行こう!!!何度も繰り返していますが何度も言います。政権が、自分にとって一番都合のいいタイミングで解散できる制度、フェアじゃない。しかも与党野党どころか党内争いに使うとは。そして2倍もある1票の格差。
世界には、形だけは民主主義でもあの手この手で実質上は政権党がいつまでも政権に居座れるようになっている国が沢山あります。近いところだとシンガポールや香港ですね。日本も、程度の差はだいぶあるが、同類なのではと思わずにはいられない。